こんにちは、進撃の30年後に死ぬとうちゃん。です。(誰…)
マーベル・コミックス社が社運を賭けて2008年に上映した「アイアンマン」。「アイ・アム・アイアンマン」の名言でも知られる本作は、ヒーロー映画の記念碑的作品として現在に至るまで愛され続けています。
今回は、この偉大な作品にまつわる数々の逸話を紹介したいと思います。
なぜアイアンマンが「ヒーロー映画」の記念碑的作品と言われるのか?
「アイアンマン」がヒーロー映画の記念碑的作品、あるいは元祖的な切り口で語られるのには訳があります。
まず一つは、アメコミの出版社、マーベルコミックス社が直接制作をした映画だから。それはたとえば週刊少年ジャンプ編集部が「スラムダンク」の映画製作に乗り出すようなものです。
PLUS/SLAM DUNK ILLUSTRATIONS 2 (愛蔵版コミックス) (日本語) コミック – 2020/4/3
いくらジャンプ編集部が偉大な漫画編集部と言えど、漫画と映画では畑が違いすぎます。マーベル社はそういうことにチャレンジしたわけです。
しかし、マーベル社は下馬評を覆し、興行収入5億8千5百万ドルという大成功をおさめました。
しかも「アイアンマン」という決してメジャーでないキャラクターでです。
つまり決してメジャーでないヒーローが、ハリウッド・メジャーでないインディペンデント映画として大成したことにも意義があります。
それは一種アメリカン・ドリームの象徴としても捉えられそうです。
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後世に続く「アイアンマン」のスピリット
このチャレンジスピリットは、のちに成功させた「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズにも通じるものがあります。
そして何より、アイアンマンが偉大なのは「コミックのヒーローの魅力を実写で描き出す」というポリシーを見事に達成したことにあります。
しかしノウハウは十分でなかったようで、撮影開始直後に台本ができあがっていなかった、というのは有名な逸話です。
そこからすったもんだの末素晴らしい脚本が完成するわけですが、中でもロバート・ダウニー・Jrのアドリブは大変なものだったらしくスタッフはてんてこまいしたとか。
そして何よりも、「アイアンマン」はクロスオーバーシリーズ、「マーベル・シネマティック・ユニバース」通称【MCU】の第一弾です。この成功が無ければ、後に世界中を感動に包んだ偉大な「アベンジャーズ/インフィニティウォー」「アベンジャーズ/エンドゲーム」はあり得ませんでした。
ロバート・ダウニー・Jrの起用はなぜモメにモメた!
しかし当初、ロバート・ダウニー・Jrの起用には相当な物議をかもしたとのこと。なにしろロバートには麻薬で2回の逮捕と保護観察処分を受けていました。
しかも彼はおじさんです。少なくともステレオタイプのスパー・ヒーローでないことは一目瞭然です。
しかし、ロバートはオーディションで圧倒的なキャラクター性を披露して周囲の不安を一掃します。
ロバートこのオーディションの様子を「信じられないほどの高揚感だった。まるで大きな競技場にいる試合前の選手みたいだった」と回想しています。
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